しかし昨年一月、三男が会社に行かれなくなり、家につれて帰りました。
何もしません。
何も言いません。
動きません。
何を考えているのか、わかりません。
どうしたら良いのかわかりません。
その時、義父母が
「三男がこうなったのはお前の(私の)育て方が悪かったからだ」
とはっきり言われました。
「私だけのせいですか?」
プチンとどこかが切れました。
私のせいなら、私が何とかする・・・そこで出会ったのが真我でした。
昨年六月、福岡にあるYSくまざわクリニックに行きました。
その時、
「息子さんは、あなたがこの家から出て行かないように、守っているのでは」
と言われました。
三男はずっと私の立場を理解して守ってくれる存在でした。
私の幼少期と重なりました。
『仲良くしてほしいな』
そう思っていた自分と、息子が重なりました。
泣きました。
「あなたが変われば、周りも変わります。息子さんも変わります」
その言葉でカウンセリングを私が受けることにしました。
しかし、父や母には感謝の気持ちが溢れ出るのに、
義父母に対してはどうしてもそれが出てきませんでした。
「ありがとうございます」が言えないのです。
心に入らないのです。
そして義父母から
「あなたは、毎週福岡に何をしに言っているの。孫は、どうして全然変わらないの!」
と言い、強く福岡に行くことを否定しました。
(つづく)