長崎魂の鐘 体験談5

しかし昨年一月、三男が会社に行かれなくなり、家につれて帰りました。

 

 

 

何もしません。

 

 

何も言いません。

 

 

動きません。

 

 

何を考えているのか、わかりません。

 

 

どうしたら良いのかわかりません。

 

 

 

 

 

 

その時、義父母が

 

 

「三男がこうなったのはお前の(私の)育て方が悪かったからだ」

 

 

とはっきり言われました。

 

 

 

 

 

 

「私だけのせいですか?」

 

 

プチンとどこかが切れました。

 

 

 

 

 

私のせいなら、私が何とかする・・・そこで出会ったのが真我でした。

 

 

 

昨年六月、福岡にあるYSくまざわクリニックに行きました。

 

 

 

その時、

 

「息子さんは、あなたがこの家から出て行かないように、守っているのでは」

 

と言われました。

 

 

 

 

三男はずっと私の立場を理解して守ってくれる存在でした。

 

 

 

私の幼少期と重なりました。

 

 

 

 

『仲良くしてほしいな』

 

 

 

そう思っていた自分と、息子が重なりました。

 

 

 

泣きました。

 

 

 

 

「あなたが変われば、周りも変わります。息子さんも変わります」

 

 

 

 

その言葉でカウンセリングを私が受けることにしました。

 

 

 

しかし、父や母には感謝の気持ちが溢れ出るのに、

義父母に対してはどうしてもそれが出てきませんでした。

 

 

 

 

「ありがとうございます」が言えないのです。

 

 

 

 

心に入らないのです。

 

 

 

 

そして義父母から

 

 

「あなたは、毎週福岡に何をしに言っているの。孫は、どうして全然変わらないの!」

 

 

 

と言い、強く福岡に行くことを否定しました。

 

 

 

 

 

(つづく)

 

 

 

 

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