鬼ババァが仏の顔に変わった瞬間2  ~15~

いつもありがとうございますm(_ _)m

 

 

 

「鬼ババァが仏の顔に変わった瞬間」の原稿を書き終えようかという時に、

本当は私はこのような本を出版してもいいのだろうか、

もしかしたら、もっともっと真我の確信を得てから出版するべきではないか、

と心の中でくすぶり続けていた出来事がありました。

 

 

 

 

それは、父のことでした。

 

父とは和解はしたものの、その後、父の言動や態度が非常に荒々しくなり、

実家の父と母との間で非常に大変な事件や事故ばかりが起こるようになっていました。

 

 

父はなぜか精神が不安定になっており、病院からもらっている

精神安定剤を通常の3倍ほど毎日飲むようになっていました。

 

 

さらに言動や態度も常軌を逸したものとなり、薬を飲んだ上に、

アルコールをあおり、その後、車の運転をして出歩くという行動をするようになっていました。

 

夜中にご近所の家に勝手に上がり込む、交通事故を起こす、警察と揉める、

そんなことが続いていました。

 

電話で話を聞いても、興奮をしはじめるとどうしようもなくなり、

ただただ事件や事故が続いていくのを見ているしかない状態になりました。

 

本当に出版して良いのだろうか、と思い悩んでいたときに、

友人から一言言われたことがありました。

 

「本当にいいの?家族関係で悩んでいる人が全国に沢山待っているのに、

このままにしておいて良いの?今の出来事はひとつのプロセスなわけだし、

真我は無限なのだから、今、本を出してもいいんじゃないかな。

苦しみ悩んでいる人が沢山、待ってるんだよ!」

 

 

私は友人のこの言葉に「はっ!」としました。

 

そうだ!自分の事ばかり言っている場合ではない、と。

そしてその日のうちに私は一気に書籍を書き上げたのが前著です。

 

 

そして、父がこのように色んな出来事を引き起こす原因になっているのは、

夫婦である母にも関係があると思い、一緒に、真我開発講座の

宇宙無限力体得コースを受講することにしたのです。

(*今、思えば原因と結果の法則しか見てなかったようです)

 

 

いつもは父を責め、愚痴の多い母ですが、

この講座によって母は明るく元気になり

「次は父さんと自分と優と三人で受講に来たいね」とまで言ってくれました。

 

嬉しさのあまり「なんて言って帰れば良いかな。『ただいま~』かな」と

嬉しそうにしている母と帰りの新幹線に乗っているときに、

実家の近くに住む姉から携帯電話に連絡が入りました。

 

その連絡は「まさか・・・」という内容で、

本当にショックを受けてしまいました。

 

 

「実は、父さんが事故を起こして、救急車で病院に運ばれた。

 しかも、自分から民家に突っ込んでいったから、この後、警察から事情聴取もある」

 

 

どうしてこんな事が起こるのだろう。

 

心から喜ぶ母を横にして、

もう何も言える状態ではなくなりました。

この事故は今年に入って父が起こした3度目の交通事故でした。

 

 

しかし、この出来事でさらに真我の確信へと導かれて行ったのです。

 

 

(つづく)

 

 

 

 

 

タイトルとURLをコピーしました