鬼ババァが仏の顔に変わった瞬間2  ~16~

いつもありがとうございますm(_ _)m

 

家族といると気持ちが滅入ることが多くなっています。

 

心のハンドルを握りなおします。

 

では続きです。

今日もよろしくお願いします!

 

 

父は精神安定剤と飲酒の運転で、意識が朦朧となり、

民家に車ごとぶつかっていった状態でした。

 

 

衝撃はかなりのものだったらしく

車は即、廃車となりました。

 

しかし、シートベルトをしていたことから、

即死でもおかしくない事故にも関わらず、

足を数針縫う程度のケガで済んだのです。

 

 

ところが、そのような状況の中でも生々しい血痕ついた服を着たまま、

外出をしようとする父が居て、家族はもう限界に近い状態になっていました。

 

 

その時、父は

「自分さえ、死んでいればこんなに苦しまなくても良いのに・・・」と暴れていました。

 

 

一生懸命、事故の後処理をする母や家族に向かって言う言葉も態度も、

すでに正気の沙汰ではありませんでした。

 

 

しかし、その言葉を聞いても母は

「神様から足止めをもらったようなもの。本当に良かった・・・」

そう父の命が救われたことを感謝していたのです。

 

 

さらに、迷惑をかけてしまった方のご自宅に謝罪に行った母は、

被害者の方から信じられないようなことを言われました。

 

 

(つづく)

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