祖母のために心を殺した孫が出会ったもの 10

勝巳さんが生まれて間もなく壊れてしまった家と家とが、心と心で繋がり、本来望まれたであろう形に戻っているような実感を感じるようになりました。

 

 

さらに「人生において本当に大切なものを身をもって感じ、気づかせていただけたおかげ」と言い切る勝巳。

 

 

今日は、仕事が上手くいかず、ギャンブルをし続け、時に、幼い勝巳さんを殴ることをし続けたお父さんと、真我開運術セミナーを受講したときのことを書いて行きます。

 

 

昨日の続きです。

 

 

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5 月18 日、父と真我開運術セミナーに参加することができました。

 

 

 

 

きっかけは、5 月12 日、YS コンサルタント主催の行動編(時空間管理コース)のワークにおいて、自分の優先順位第一位を見つけるというものがありました。

 

 

 

 

 

この中で、最終的に私からでてきたものは、“両親に感謝の手紙を書く”というものでした。

 

 

 

 

 

もっとより大きな視点で、より多くの人のお役にたてる答えを期待していた分、正直あまりに身近な内容だったので「これでよかったのかな?」という思いがありました。

 

 

 

 

 

しかし、よくよく考えてみると、私はIGA 主催の真我瞑想、プロカウンセラー、真我継承、宇宙の真理と講座を受講させていただいて、いつも私の課題として出てきていたのが、父との関係をより深めること、父ともっと向き合うことでした。
 

 

父は若い頃からギャンブルがやめられず、借金を何度も繰り返すことで、父が愛する家族や自身の人生そのものに大きく影響を与えてきました。

 

 

 

 

 

その都度、お金を祖父母が肩代わりしてきました。

 

 

 

 

 

父自身が誰よりも辛い思いをしてきたと思います。

 

 

 

 

 

また「家族に迷惑をかけてしまう」という思いが頭の中をよぎりながらも、“満たされない思いを何かで埋めよう・紛らわそう”と必死だったのかもしれません。

 

 

 

 

 

父と話をする中で、そう感じました。

 

 

 

 

 

以前の私は「何故、父自身や家族の首をしめるようなことをするのか」「何故人生が無茶苦茶になるのを解っていてやめられないのか」理解ができませんでした。

 

 

 

 

 

その現象に囚われ、父を非難し、父の心の声を聞けていませんでした。

 

 

(つづく)

 

 

 

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講座を受講するたびに、自分自身の課題として浮上したのが「父との関係を深める事」そして「父ともっと向き合うこと」でした。

 

 

 

 

 

以前の勝巳さんは、父の行動が理解できず、現象に囚われるあまり、お父さんを非難し、本当のお父さんの心の声を聞けていませんでした。

 

 

 

 

 

ところが、父子で向き合った中で、勝巳さんはさらに深く深く、お父さんへの理解が深まっていくのを感じます。

 

 

 

 

 

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