心の和解2

マラソンの髙橋尚子さんを育てた指導者、小出監督が亡くなった時、

髙橋選手が監督に送ったコメントをテレビで聞いていて、

なぜか泣けて泣けて仕方がなかった

 

 

なぜ、こんなに魂に響くのだろう・・・・

 

以下、コメント全文

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五輪でメダルがとれたのも世界記録を出せたのも、

今の自分があるのも小出監督のおかげです。

 

 

弱い私を根気よく指導して下さって、一緒に走って下さって、

自信をつけさせて下さって、監督の大切な時間を費やして下さって、

五輪でメダルをとらせて下さって、ありがとうございます、と

何度言っても伝えきれないほど感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

たくさんのことを教わりました。監督の笑顔をもっと見たかったし、

お話ももっと聞きたかったです。これからは大好きなお酒をたくさん飲んで、

思いっきりかけっこして下さい。

 

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おかげ、おかげ、おかげという言葉を聞く度に

魂が震えて涙が溢れてきました。

 

 

 

私は一体誰のおかげでここまで来たんだろう

 

 

そんなことをふと考えていました。

 

 

 

もちろんみなさまのおかげですが、

もっともっと深いおかげさまを感じてしまったのかもしれません。

 

 

 

とにかく、久しぶりに心が満たされていきました。

 

 

いえ、心が満たされるとか満たされないとか、

本当はそれすらも自分の認識の賜でしょうから、

本当はいらないのかもしれません。

 

 

 

ですが、この髙橋選手の言葉が私と次男との和解に通じたことは

確かでした。

 

 

さらに小出監督の指導者としての姿勢にも

魂を揺さぶられています。

 

偉大なる小出監督のご冥福をお祈りいたします。

 

 

 

(つづく)

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