後ろから蹴っ飛ばしたいクソババァが、大切な存在になった日 15

若槻さんの心の変化、子供たちの変化、ご主人との関係性の変化がどんどん現れてくることが手に取るようにわかります。

そして、ご主人のお母さんであるお姑さんとの関係性にも変化が起き始めます。

昨日の続きです。

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姑とも、なかなか同居生活が慣れず、お節介でさみしがりやで口うるさく、家にいても頭が休まることがなく「このクソババー!後ろから蹴っ飛ばしてやろうか!」と度々イライラしていたのが、今では、主人、子供たちに出会えているのはおばあちゃんのお陰。

口うるさいのは、だれよりも家族のことを大切に思ってくれ、守ってくれている証拠。

「いつまでも元気で長生きしてほしい」と感謝の気持ちに変わって来ました。

(つづく)

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この後、お姑さんとお嫁さんである若槻さんの間に、不思議なことが起き始めます。

どれだけご縁が深いのだろうと思える出来事がどんどん起きます。

次回はこのことについて書いていきます。

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後ろから蹴っ飛ばしたいクソババーと思っていた若槻さんですが、家族がどんどん和解する中、おばあちゃんとの間に不思議なことが起き続けます。

 

昨日の続きです。

 

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おばあちゃんはなぜか、私の前でだけ具合が悪くなることが度々ありました。

 

病院の送迎中、車の中で急に真っ青になり、ガタガタ震え、目の焦点は合っていなく、やっとしゃべれる状態。

 

私は「おばあちゃんが死んでしまう!」と思い、必死で病院を探したり、ある時は、道で転んでしまい近所の人に抱きかかえられ、口から血を流しながら「夏美さん、転んじゃった・・・」と、足を見ると象のようにパンパンに腫れ上がり、人の手を借りないと歩けない状態。

 

また、ある時は、私の目の前で「ドカーン」と倒れたり・・・

 

私はおばあちゃんが具合が悪くなった時だけ、心から「おばあちゃん、私が絶対守ってやるから大丈夫だよ!」と、心の底から自然と思うことが出来るのです。

 

すると、年寄とは思えないほどのスピードで回復していったのです。

 

ですが、私はいつも、喉元過ぎて、熱さを忘れてしまい、おばあちゃんが元気になると、また、私は「憎たらしい、うるさい!」という感情がムクムクと芽生え、そんなことを繰り返していました。

 

(つづく)

 

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若槻さんの前でだけ、というあたりが不思議なご縁を感じてしまいます。

 

さらに、体調を崩しては驚異的なスピードで回復するのdすが、それを何度も何度も繰り返した先に、待っていたもの

 

それは、さらに驚くような病気だったのです。

 

次回はその病気とその病気がなぜ発症したのかについて若槻さんの気づきを書きたいと思います。

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