ひとつに向かう途上

いつもありがとうございますm(_ _)m

 

 

亡き姑の7回忌と亡き舅の17回忌を無事終えることが出来ました。

 

 

本来であれば、姑と舅は離婚をしていますので

一緒に法要は出来ないことになります。

 

 

 

でも、姑の願いがあって同じ我が家のお墓に入れていただいております。

 

 

 

 

お寺でご住職のお経を聞いているうちに、

「ありがたいなぁ。本当に良かったなぁ」という思いが胸に沁みまして

込み上げるものがありました。

 

 

 

 

遠方から参加くださった姑と舅の兄弟姉妹が

おときにも参加してくださり、

写真を見たり、初めて耳にする思い出話を聞かせていただき

本当に嬉しかったです。

 

 

 

 

終わってから主人に

「本当に本来なら、ありえないことだよね。

 同じお墓に入れることを許してくれたおばさんのおかげだよね」

 

 

鬼ババァが仏の顔に変わった瞬間にもありますが

このおばさんがキーマンなのです。

 

 

このおばさんが帰る時に車まで見送ると

「優さんをこんな風に育ててくれた実家のご両親に本当に感謝しないといけないね」

 

 

そんな風に言っていただきました。

 

 

 

心の中では、「え?両親?自分のがんばりですけど・・・」

 

 

そんな悪魔のささやきが聞こえて来ました(笑)

 

 

終わって一息ついたときに

主人と色々話していたときのことです。

 

 

「いや、親父が救われたんだよ。

 だって、お袋が同じ墓に入っていなければ

 おれは親父の法事はしないつもりだったからね」

 

 

 

驚きました!

 

 

 

この世を去ってもなお、こうして我が家を導いて下さっている姑・・・

 

 

 

悪魔のささやきがところどころで登場する私は、

まだまだ未熟なのです。

 

 

 

ですが、ご住職の法話がとても良かったのです。

 

 

 

我が家は一向宗で「一向かまわず」でしか

考えたことがありませんでしたが、

ご住職から聞いた話に心を打たれました。

 

 

 

 

一向宗の一向とは「ひとつに向かっていくこと」

 

さらに、世の中は色んな事件が多くなっていて

世のために何かをしないといけない。

それは何か大きなことをすることと思いがちだが、

そうではなく、自らのことをやること。

自分勝手ということではなく、

自分が輝けばその幸せが足元から照らされていく・・・

 

 

 

それを自らの胸の光をともして、

ひとつに向かって歩むのです。

 

 

そんなお話をいただきました。

 

 

 

 

今の自分があるのは姑と舅のおかげだなと

改めて思いました。

 

 

先祖はかすがい

佐藤康行

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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