長崎魂の鐘6

佐藤康行魂の鐘長崎講演会も終えた翌日、軍艦島や出島を観光し、

最後に佐世保市のハウステンボスに宿泊予定でした。

 

 

ところが、佐世保に向かう途中で主人が「特攻巡礼の碑」と「無窮洞」があるということを教えてくれたのです。

 

 

 

 

 

特攻巡礼の碑とは太平洋戦争中、小串に置かれた海軍特攻隊から飛び立ち遠く南海の果てに散った三千人もの隊員を顕彰する碑です。

南海の激戦地コレヒドールと沖縄の石をつかって建立されました。
今でも訪れる人の姿が絶えません。

【全国の若人で震洋艇特別攻撃隊、伏龍特別攻撃隊を編成。震洋艇特別攻撃隊は直接敵艦に体当り。全長3メートル。時速25キロ以上。約7000隻。
伏龍特別攻撃隊は水中から奇襲攻撃】

 

特攻機ももやは無くなり、それでもお国のために出撃したいという学徒たち

 

今で言うモーターボートに大量の爆薬を満載し、敵艦へ体当たりをする若人が、この地で、厳しい訓練をうけ、各戦地へ向かった場所です。

 

ベニヤ板で簡単に作ることが出来た震洋は、数千もの数が作られたみたいです。

 

ベニヤ板ですから、その多くは目的を果たす前に海に沈んでいったことが予想されました。

 

 

そして3000人以上の若人が亡くなったいったとのこと。

 

主人と手合わせ、夕日も落ちようとしている時でしたが

せっかくだからということで、もう終わってしまっている無窮堂に向かったのです。

 

その無窮堂でも不思議なことがありました。

 

 

(つづく)

 

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