未熟さと無限の力

佐藤学長、いつもありがとうございます!!

 

 

毎日、沢山の生徒さんがやってきます。

 

学長曰く、「同じエネルギーが引きつけあってる」という事です。

 

ぐちゃぐちゃ

 

どんどん

 

メラメラ

 

ガンガン

 

バンバン

 

イライラ

 

うつうつ

 

しくしく

 

 

 

今日も、「いつも自分ばかりが怒られる」というさくらさんが怒り心頭で来ました。

 

毎日、毎日、何度も何度も繰り返されます。

 

しかもそのほとんどはウソだったりします。

 

いつもでしたら、プロカン根性を出して(笑)

全て受け入れて話をとにかく聞きます。

 

ウソだろうが

虚言だろうが

なんだろうが、、、です。

 

そのうちさくらさんはヤクザに豹変して暴言を吐きまくります。

 

収まるどころか、もはや暴力行為そのものまで発展します。

 

これ、ゴミ出し?毒だし?

 

 

そんなこんなで2年以上が経過してしまいました。

 

そんな中、学級担任の先生が

 

「もう、これは人間対人間では無理です!」とお手上げ状態になりました。

 

業カルマの宝庫ですから、それは納得です。

 

ですが、私も同じくお手上げ状態が続きました。

 

「絵に描いた餅」

 

大嫌いな私の言葉そのものになっていました。

 

 

さらに悪い事に学級担任を超えて私の所に来るので

私と学担の関係性も悪くなりはじめました。

 

そんな時、「はっ!!」としたのです!!

 

私は、生徒と学担をまるで「子供と母親」の構図として捉えていて

その生徒の態度が変わらないのは、先生のせいにしてしまっている

 

つまり、子供が悪いのは母親が悪いからだという

親を悪者扱いしているという事に気づきました。

 

 

やばい、やばい

 

 

「親をカバーするんです!!」

 

 

以前、学長から仰っていただいた言葉が思い浮かびました。

 

 

 

そして、今日はまったくプロカンを無視

 

売られたケンカを買いました。

 

買おうと思ったわけではなく、もうそれは始まっていたのです。

 

思わず口から出た言葉は

「そうやって、ずっとずっと全て人のせいにして生きて行っていいのか?それでいいのか?これから、先、そうやって全て自分が被害者面でやっていくつもりなのか?」と

 

 

学長に言ったらおそらく「怒らない!」と言われそうです。

 

ですが、今日は本当に真っ向勝負(勝負というかわかりませんが)でした。

 

目つきがギラリと変わるさくらさん

 

 

人と関われば関わるほど、トラブルが大きくなるさくらさん

 

でも、納得しないのに教室に戻してしまいました。

 

私の心臓は高鳴っています。

 

あああああああああー――――ーっ。プロカン失格

 

 

そう思ったのですが、なぜか隣の教室から彼女たちの笑い声が聞こえるではありませんか。

 

なんで?いくら話を聞いてもダメだったさくらさん。

 

まぁ、ダメも何もないわけですが

 

 

そして、何となく「こうしなければダメ」というふうに自分で自分を縛ってしまっていた事に気づきました。

 

そして、私がさくらさんに感じていたのは「勿体ない。あなたは本当は凄い人、素晴らしい存在なんだ」と伝えたかった事がわかりました。

 

さくらさんに教えられました・・・・。

 

 

ありがとう

そして、ごめんなさい

 

 

決して自分の手柄ではない。与えられた力を少し出しただけ。まだまだこんなもんじゃないんだから。今の自分の未熟さも、無限の力も両方同時に認められる。佐藤康行

 

 

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