信頼しきる

佐藤学長、いつもありがとうございます!!

 

小学校4年生から完全不登校の桃花さんと、中学生になってから出会いました。

 

「ネグレクトを受けている」という申し送りの桃花さんですが、

持ち物も身なりもかなり「大変そうだな」という印象でした。

 

中学でも一年生の時は完全不登校

 

二年生では数ヶ月に一回の登校のみ

 

時々、制服の背中にお母さんから蹴られたらしき足跡がついてることもありました。

 

異臭もひどく、誰も近寄りませんでした。

 

会うたびにどんどん痩せているのがわかりました。

 

少しずつ話をするようになり、彼女の魅力の虜になりました(笑)

 

「もう私は桃花さんの弟子になります。ファン、第一号にしてください」とお願いまでしていました。

 

彼女の優しさ、器の大きさ、人を見る目、捉え方、何から何まで私が持っていない素晴らしいものばかりでした。

 

「カウンセラー」という言葉がぴったり!

 

沢山辛い思いをしてきたこともあり、彼女の視点には目を見張るものがありました。

 

大好きなゲームの話、アニメの話、マンガの描き方、キャラクターの話、私たちは話が尽きる事がありませんでした。

 

もはや私は永遠の中二病(笑)

 

そうこうしているうちに彼女は、毎日学校に来るようになっていました!!

 

あれ?これって不登校じゃないよね?

 

「えーーーっ!やったーーーー!!お小遣いがもらえる~」

 

 

登校したらご両親から、「お小遣いをあげるかもしれないから、がんばりな」と言われていたそうです。

 

実は完全不登校から、完全登校になった生徒を未だかつて見た事がありませんでした。

 

こ、これは、私史上初の快挙!!

 

「卒業してもずっとずっと連絡を取り合おうね」

 

とお願いすると

 

「えーーーーーっ、しょうが無いな(笑)」

 

と言ってくれた桃花さんでした。

 

 

何がどうしてこなったのかわかりませんが

自信が出て来たことだけは確かなようです。

 

きちんと食事も取るようになり、身だしなみも整え、生活リズムもいつの間にかきちんとしていたのです。

 

本当に自然に、いつの間にかです。

 

本当に嬉しいことです。

 

 

「この人は立ち直るんだ」と、例えば、奥さんが最後まで信頼しきっている。世間が何と言おうが、信頼しきっていたらどうか。たった一人でもそういう人がいたら違うはずだ(佐藤康行)

 

 

 

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