背中流し

佐藤学長、いつもありがとうございます。

 

学長のワークに「父、母の背中流し」というものがあります。

 

自分の両手にタオルを持って、

「お父さん、ありがとうございます。お母さん、ありがとうございます」

と自分の膝をさすりながら、父、母の背中をお風呂できれいに流すというものです。

 

私にはなかなかこれが苦痛でした。

 

心を込めて

 

感謝を込めて

 

魂の奥の底の底から叫ぶんです!

 

 

おとーさーん、ありがとうございまーす。

 

おかーさーん、ありがとうございまーす。

 

 

学長はきっとご両親に対して本当に魂から感謝をされているんだろうな

などと余計な事が頭をよぎります。

 

 

なかなか苦痛でした。

 

自分の心のゴミが邪魔をしているのです。

 

ですが、私にもようやくその時が訪れました。

 

しかも一瞬で!!

 

そんな時、実家の姉から

「そんなに母の事が大好きなら、退職したら介護をよろしく」

とメールが来ました。

 

 

以前の私だったら、自分の事ばかり考えていて、色んな言い訳を並べ立てて逃げていた事でしょう。

 

 

でも、今回は違いました。

 

 

「もちろん!任せて!!」

 

 

むしろワクワクしている自分がいます(笑)

 

 

普段、父、母の世話も病院への通院も姉が一手に引き受けてやってくれています。

 

父にも、母にも、姉にも「何か自分が出来る事がないだろうか?」と

ようやく考えられるようになりました。

 

 

娘も主人も姪っ子達もみんなみんな母の事が大好きなんです。

 

 

本当にこんな心になれて良かった!!

 

 

父と母の背中を心を込めて、丁寧に、感謝を込めて流せる自分になってきました。

 

 

学長のお陰様です。

 

 

ありがとうございます。

 

 

 

自分を変えるには、都合良く変えようとしてはダメです。自分をすべて捨て去る事です。佐藤康行

 

 

タイトルとURLをコピーしました