究極のゼロ

 

 

 

 

人間の次元が上がるというのは、どういうことでしょうか?

人間は、何か問題があると相手を責め始めます。

相手を責めるというのは、3段階に分けると一番低い段階です。

その次は、自立といって自分の責任でする段階です。

しかしながら、思った通りに行かないと自分を責めます。

これらの段階では、相手を責めると喧嘩になりやすい、

自分を責めると鬱病や精神病になりやすく、

どちらにしても意識レベルが低い状態です。

その次の次元が「ゼロ地点パワー」。

これは愛と調和の生き方です。

「ゼロ」とはありのままのことです。

ゼロ地点に立って、ありのままの自分の弱さを認めたときに相手の素晴らしさが分かるのです。

例えば、妻が自分の弱さを認めた時に、夫の逞しさが分かる。

 

夫も自分の弱さを認めた時に妻の優しさが見えてきます。

しかし相手を変えようとすると、ゼロ地点ではなく相手を上から見ているので、争いやすくなります。

普通の人は、100%を目指そうとしますが、次元が上がるとゼロに戻るのです。

 

「完璧」は究極のゼロ、神の世界です。

そのままで完全であることに気づくのです。

神の世界は、時間も空間も、物質のない世界です。

 

「神さまの鏡~いつのまにか幸せになる愛のレッスン~」より

 佐藤康行著

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