殻をやぶる 3

「どうしてああなの?」

 

 

私は特に気にならなかったけど、周りはそうではなかった。

 

 

 

まるで、嫁姑問題を見てるよう。

 

 

 

本人に面と向かって「文句を言ってないからそれで良い」と思ってるらしいが、
それは態度として、何気ない言動として、確実に息子へと流れて行くのが見て取れた。

 

 

 

そしてその心を持ち続けている先にあるのは、家族がそれぞれ「自分の不安」と「自信のなさ」から来ることから来ているようにも感じていた。

 

 

 

 

息子はどんどん、体調も思わしくなくなり、立って歩けなくなった。

 

 

 

 

病院に連れて行く車の中で、息子から色んな事を言ってもらえた。

 

 

 

 

「こんなことってある?」という形で、心の吐露を始めてくれた。

 

 

 

 

ただひたすら、全肯定

 

 

 

 

そして「俺って、心が狭いんだ」とポツリ。。。

 

 

 

 

すかさず「逆だよ」

 

 

 

 

息子「?」

 

 

 

 

「心が広すぎるから、色んなものを受け取っちゃって、人にはわかってもらえない事が多いんだよ」

 

 

 

 

息子「え!!俺、今まで全部自分の心が狭いからこんなことになると思ってた!!」

 

 

 

 

「逆、逆ーーーーーっ!!笑」

 

 

 

 

息子「えー、そうか、そうだったんだ!!ビックリだ」

 

 

 

 

その日から、なぜか息子は皆がいるリビングで「家族の事を次々と肯定していく」という流れになった。

 

 

 

 

明るく面白い息子に、見事に蘇っていた。

 

 

 

 

それと同時に部屋に引きこもっていた娘が久しぶりに、突然、部屋から出てきた。

 

 

 

 

今まで、どこかで家族を変えよう、良くしようと思っていたけど、ただただ私は太陽カウンセリングを毎日、毎日、やり続けていただけ。

 

 

 

 

太陽カウンセリング、人類最強!!

 

 

 

 

息子の言葉が、エネルギーが私の思い込みを、どんどん外してくれた。

 

 

 

 

そして、そこまで演じてくれた娘、そして主人に感動♩

 

 

 

 

素晴らしい家族と出会えたことに感謝☆

 

ほとんどの人が、親とか先生とか、上に立ってる人が自分が上だと思ってるから、かぶせちゃう。「こうしなさい」「ああしなさい」「間違ってるよ」ろくに相手の話も聞かないで。でも、それがどこに行ってもそういうふうにされてると、うつ病になったり、統合失調症になったりする。それこそ、逃げ場がなくなる。行き場所がなくなる。親だって、親の方が上だと思うから、子どもの話をゆっくり聞いてあげれる人なんて滅多にいない。佐藤康行

 

 

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