佐藤学長、いつもありがとうございます。
主人に聞きました。
塾の学習時間
どういう状況で塾に来るのか
性格
まずは時間です。
一時間(60分)の学習時間
学校が終わって、家で学校の宿題をして、夕方塾に来る事
学校では手の付けられない暴れん坊で大変なお子さんであること
疲れ果ててるライ君にまずは時間短縮を提案してみました。
せいぜい30分で良いのではないか?
かなり疲れてるのに、プリントの内容も難しいと言う事
プリントの枚数も半分以下でいいのではないか
学校でも叱られてるのに、またここでも叱られるライ君にとって学習塾に来てもらうための工夫が必要なのではないか、などなど。
そして、私と二人でタブレットに取り組んでいる時のライ君の態度の良さに主人もかなり驚いていました。
「おれは、待てない性格だから、イライラしてしまう!」と。
元々は私も短気な性格なのですが、勉強出来ない側の人間としてライ君にとって何が効果的なのかが、その場で手に取るようにわかりました。
一緒に居る時のこちら側の態度、声かけのタイミング、掛ける言葉の内容
そして、どれだけふざけてもおどけても、失敗してもこちら側がブレない事をやり続けました。
ただただライ君のやってる事をじっと見守っていました。
そして、一言伝える度にライ君が素直になっていくのがわかったのです。
(つづく)
人にたとえるなら、あの人は欠けている人間だから、私が助けて、欠けている部分に何か足そうとする。その瞬間から相手より自分が上の立場になって上から目線で(そう思ってなくても)何かしてやろうとして、さらに足す物は本来のものではなく、模造品になりますね【佐藤康行】