あえての踏み込み

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以前、11歳の子どもさんたちに体感ワークをさせていただく機会がありました。

 

 

その子どもさん達は、親御さんが離婚をしたり、外国人の方が親御さんだったり、様々な事情を抱えた方達でした。

 

 

 

その11歳の子どもさん達に向けて、「いのち」のワークをしたのです。

 

 

 

 

その中でとても印象に残っている陸くんという男の子がいました。

 

 

 

陸君のご両親は、まだ陸君が幼かった頃離婚をしています。

 

 

陸君は父方に引き取られ、お母さんは弟と一緒に家を出て行ったのです。

 

 

 

幼い陸君は、離婚ということがわからず、

何度も何度もお母さんを追いかけて家から走って追いかけました。

 

 

 

小さい子どもの足ではお母さんの居場所はわからず、

段々精神的に不安定になり、毎日のように「足が痛い、足が痛い・・・」と訴えるようになりました。

 

 

 

 

そんな陸君に向かって、「今日は人生最後の日です。お父さんかお母さんに向かって、今の気持ちを伝えてみよう」という体感ワークをしたのです。

 

 

 

当然、私は、自分を置いて出て行ったお母さんではなく、ずっと世話になっているお父さんを選ぶであろうと予測していました。

 

 

 

 

ところが、目の前にいるのは、お母さんだというのです。

 

 

 

 

え?マジで?と一瞬思いましたが、

陸君が間違って選ぶはずがありません。

 

 

 

さらにびっくりなことが起きました!

 

 

陸君がこの世を去る瞬間にお母さんに伝えた言葉

 

 

 

 

「お母さん、僕を生んでくれて・・・・ありがとう・・・・お母さん・・・ありがとう・・・・」

 

 

 

 

涙が溢れていました。

 

 

 

 

その日から不思議な事に陸君の足の痛みは消えたそうです。

 

 

 

 

どんな人の中にも親の本当の愛は、今も脈々と息づいているのだと教えてもらった出来事でした。

 

 

 

陸君、ありがとうm(_ _)m

 

 

 

 

「母の愛だけで育てられた、父の愛だけで育てられた」ということもあります。

 

この残りのものを何で補うか?

 

残りを補うのは、愛で補います。

まさに、満月の愛で補います。

 

そうすると、埋まってくるわけです。

また、愛でしか埋められないと言っても過言ではありません。

 

どちらが欠けたとしても、愛で補った時に、このまんままん丸になります。

 

確かに片親で育てられた方だって、立派な人だって居るでしょう?

 

佐藤康行

 

 

佐藤康行岡山講演会の公式サイトです。

https://ysmomo211.site/

 

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