いまがだめになっても、またやり直せばいいのです。
人生はつねに第二幕が用意されています。
一度きりと思うから「この先、どうなるのか」と心配になってくる。
クリアボタン、リセットボタンを押して、いつだって一から出直せるという気持ちを
常に持ち続けることです。
高齢化社会の到来で「第二の人生」という言葉が
盛んに使われるようになりました。
また「人生の第二幕」といった言い方もされます。
しかし、私の「二度ある人生」は少し違います。
「二度ある人生」は、今を充実させるためのものです。
いつでもクリア出来ると思えば「もう少しがんばってみるか」という気になれる。
いまをあきらめないために、第二幕のあることを認めるのです。
実際にやり直す気持ちになれば、それはいつでもできます。
でも、第一幕と第二幕はつづいたストーリーですから、
中断させてしまうことはできません。
よりよき第二幕のためにも、第一幕をきちんとまとめましょう。
「一瞬で運命を変える魔法のスイッチ」より~佐藤康行著~