父からの言葉

幼いころ・・・・

 

もう、昔、昔のお話しです。

 

 

父から毎日のように言われていた言葉があります。

 

その中のひとつに

 

「優はかわいくないな・・・へそが背中についているンだな…ホントにかわいくないな」

 

 

私のおへそは背中にあったそうです(笑)

 

 

その言葉を聞くといつもショックを受けて

 

わかってもらえない苦しみと怒りと悲しみが渾然一体となった

 

小さな身体は炎のように熱くなったことを思い出します。

 

 

「私は燃えています、メラメラと」って感じです(笑)

 

 

私は間違っていない

 

わかってくれない父が悪い

 

悪いのは父親なんだ!

 

 

そんなことをずっと思い続け

 

ますます私のおへそはねじれていったのです・・

 

そのへそがねじれたまま人生を生きているのですから

 

そりゃあ、人様ともうまくいくはずがないですね。

 

 

ねじれにねじれて出てきたのは、

 

やっぱり家族問題でした。

 

そのねじれさえ、絶対見たくない

 

見ても、また両親や主人や姑や子どもたちのせいにばかりする始末

 

 

自分がねじれているからまっすぐなものさえ

 

ねじれて見えるのです。

 

 

このねじれはまだまだ続行中で

 

このねじれ問題をまっすぐ素直に戻すことが

 

私の楽しみとなってます。

 

 

おへそは私と両親の命をずっとずっと

 

繋いでくれているようです。

 

 

おへそに感謝

 

こんな自分を産み育ててくれたおへそのもと

 

両親には大変苦労をかけました。

 

これから、素直になることが私のやるべきことです。

 

父さん、ありがとう

 

母さん、ありがとう

 

無条件の愛をありがとうございます。

 

おかげさまでひねくれたおへそが

 

ちょっとづつ元に戻り始めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、その父の言葉こそ自分を省みて

 

自分の我をこそぎ落とす貴重なメッセージだったのだと

 

改めて反省をしています。

 

 

 

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