親子のあるべき姿

おはようございます。多澤優です。

 

いつも読んでいただき本当にありがとうございます!

 

このブログは毎朝9時にアップしております。

 

 

嫁姑関係から始まり、夫婦関係、両親との関係、自分の子供との関係、

 

友人関係などあらゆる人間関係に光がさしはじめています。

 

 

私が一番探し求めていた原点でした。

 

 

タイトルは「鬼ババァが仏の顔に変わった瞬間」となっておりますが、

 

その奇跡を体験するきっかけを与えていただいた

 

佐藤康行先生の書籍や講座のメモの抜粋を掲載しております。

 

 

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親と子の関係が逆転していくことが

 

本来あるべき姿であって、

 

「身体は大丈夫かな、どうしているかな」と、

 

いつも子どもが親の心配をしているくらいになるのが自然です。

 

 

 

 

それを、いつまでたっても親が心配してくれていることに甘えて、

 

親に依存した状態であるということが分かったのです。

 

 

 

 

 

成人してもなお、

 

親に金銭面で援助してもらう、

 

あるいは手を差し伸べてもらうという甘えが、

 

お酒や薬物への依存に変わるのだということが見えてきました。

 

 

 

 

例えば、子どもが何かをとろうとしたら、

 

親がすかさず「はい、どうぞ」と渡してしまう。

 

 

 

 

そのような親のもとにいる子どもは、

 

自分の考えというものがなくなり、

 

自分では動けなくなってしまいます。

 

 

 

 

そうして、子どもを依存させるような

 

関係をつくってしまうのです。

 

 

 

 

そこには、いつでも自分の思い通りにしようとする

 

親のエゴがあります。

 

 

 

 

 

しかし、世の常としては、

 

親の方が先にこの世を去ります。

 

 

 

 

そうなった時、

 

残された子どもがどうなるのかを考えれば、

 

子どもにどう接したらいいのか

 

分かってくるのではないでしょうか。

 

 

 

ところが、いつまでも親が子どもの世話をし、

 

食べさせていたら、ノウハウが自分のものになりません。

 

 

 

 

すべて親にやってもらっている子どもは、

 

自分ではどうしていいのか分からず、

 

自信がないままです。

 

 

 

 

自分でやらないから、

 

自信がないのです。

 

 

 

 

そして親に依存するというわけです。

 

 

 

 

大切なのは、子どもが自分の力でやるということです。

 

 

 

 

そして、自分で責任を取ることです。

 

 

 

 

良いと思われることも、

 

悪いと思われることも、

 

身をもって体験することです。

 

 

 

 

そうやって、痛い思いや

 

嬉しい思いを味わうことで、

 

それが自分のノウハウになり、

 

自信になります。

 

 

 

 

力がついて、

 

今度は親の面倒を見ようと思えるようになってきます。

 

 

 

 

一方、親は、子どもが自分の体力を追い抜き、

 

働き出した段階で、いつまでも子どもに何かをしてあげるのではなく、

 

逆に子どもからしてもらうようになること。

 

 

 

 

これが重要です。

 

 

 

 

このように、親子関係の逆転が

 

最も大切な事であり、

 

必要なことなのです。

 

 

 

 

そして、こうなって初めて、

 

子どもは本当の意味で

 

一人前になったということになります。

 

 

 

 

 

 

親と子が逆転していくことが本来あるべき姿です。

 

 

 

 

そして、子どもからもらうことが、

 

実はその子どものためにもなります。

 

 

 

 

このように、子どもから

 

「もらってあげることが、やってあげること」という発想を、

 

すぐに分かる人が増えれば、

 

教育がガラリと変わり、

 

世の中がガラリと変わっていくと思います。

 

 

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「わがままスッキリノート」より

 

佐藤康行著

 

 

 

 

 

 

 

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