捨てるということ

こんにちは、多澤優です。

佐藤先生は「自分が正しい」という人ほど難しいとおしゃっていました。

 

実は、何を隠そう「自分が正しい星人」がこの多澤でした・・・

 

人を見下し、父を見下し、姑を見下し、

世間を見下し、すべてを見下していた人生でした。

 

でも一番苦しかったのは

自分を一番見下し続けてきたこと・・・

 

そうしているうちに

スーパーの商品が手に取れなくなりました。

 

必要な商品を手に取ろうとすると

どこからか声が聞こてくるのです。

 

「お前にはそれを手にする価値はない」

「お前には必要なものなんてない」

 

スーパーに入って商品を買うときの恐怖は大変なものでした。

深呼吸をして、息を止めなければ入れない時もありました。

 

でも、今振り返ると見下してすべてのものを判断していた

自分のその心に苦しんでいたのだとわかります。

 

佐藤先生は「自分が正しいと人を見下す」とおっしゃいました。

 

 

まさに私がそうでした。

 

でもその苦しさがあったおかげで真我に出会い、

どんどん要らないものを捨てることが出来たようにも思います。

 

母が正しい人でそこから逸れるのも苦しくて一苦労しましたが、

今では本当に感謝しています。

 

自分の正しさ、価値観を捨てるということは

身の回りにあるものを+(プラス)と-(マイナス)として

評価する基準そのものを捨てるということ

価値観はフィルターであり

その価値観にこだわると幻想に振り回される人生を送ることになるそうです。

 

たった一度の人生、

人間の頭で考え、思い込んだ価値観を捨てる

自分の正しさを捨て切る人生にしたいなぁと

改めて思っています。

 

 

 

 

 

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