ここなんだ、やっぱり2

コンビニの駐車場でバックをしていて、

ガツン!

 

 

後方不注意でぶつけてしまってました。

 

 

保険会社やお相手との情報交換を済ませ、

はっと気づいたこと。

 

 

父のこと

 

 

父も交通事故やケガが本当に多く、それもかなりの事故を起こすのです。

 

 

母はよく愚痴を言ってるものでした。

 

 

「必死に働いても、その働いたお金は治療費や入院費、車の修理代でほとんど出て行ってしまう、バカみたい・・・」と。

 

 

 

 

そして、また気づいたこと・・・

 

 

車で事故が起きるのは娘が同乗しているときが圧倒的に多いのです。

 

 

 

1分遅かったら、1分早かったら・・・

 

事故を起こすと後悔やら反省やら色んなことを思い巡らせます。

 

 

そして、その事故の直前、娘があるコーナーからじーっと動かないのです。

 

なんで?と思うくらい。

 

見ていた私は、「選ぶのを悩んでいるのだろう」程度に見ていたのですが、

事故を起こした直後、その娘の姿が思い浮かびました。

 

 

まるで、「タイミングを見計らってその事故を見せてくれたかのようだ」と思ったのです。

 

 

 

そして、父のことを思いました。

 

 

父は自分が加害者になっても、警察さえも脅して恐喝するほどの剣幕で絶対謝罪をしない人でした。

 

 

 

今まで、私は父とは真逆だなと思っていました。

 

 

 

もちろんこちらが加害者になれば誠心誠意謝罪しますし、

きとんと手続きも進めてお相手に嫌な思いをさせないようにと心配りもします。

 

 

今回もそのようにしました。

 

 

それは私にとっては当たり前のことであり、

周囲も「そこまでしてくれるんだったらありがたい」というくらいです。

 

 

でも、そんな表面的なことにはおよびもつかないくらい

父は私を成長させるために存在していたことを感じました。

 

(つづく)

 

 

 

 

 

 

 

 

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