餓鬼が神になった瞬間 6

「俺は自分を出したいんだよーーーっ!全部、全部、出したいんだ!それしか無いんだっ!!」

 

 

 

 

「なんでわからないんだよっ!!俺は誰の役にも立てないから、生きてる意味がない!!」

 

彼の魂の叫びと共に、玄関から逃げようとした彼と玄関先で押し問答

 

 

 

 

まるで相撲の取り組み・・・・春場所

 

 

 

 

体格は私の倍

 

 

 

 

でも、なんとか彼はまた部屋に戻りました。

 

 

 

 

「きっと殺される・・・」

 

 

 

 

なぜなら、私が彼の心を殺しているとわかったから。

 

 

 

 

もう確定事項のようにすら思いました。

 

 

 

(つづく)

 

 

 

 

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