しかしこれからは、今まで以上に個人が尊重されていくことでしょう。
競争より協調が尊ばれる時代になっていくと思われます。
そして、ものではなく心を重視する時代になっていくはずです。
みなが「本当の自分」を生きる時代です。
本当の自分を知り、自分が生まれてきた役割や使命に目覚めて、
人生をまっとうするように仕向けることこそ、これからの教育には必要なのです。
大事なことなので繰り返します。
指紋が一人ひとり違うように、個性も一人ひとり違うのです。
親が子どもに強い願いを持てば持つほど、子どもは不自由になっていきます。
親は、願いを持つのではなく、話しながら喜んであげることです。
どんなに親の自分が確信を持っていたとしても、
自分の価値観の鋳型に我が子をはめ込むべきではありません。
執着するのではなく、愛を放つのです。
たとえ、結果的に親と同じような価値観であったとしても、
子どもに自ら選択させることです。
せっかくこの世に生まれてきたのです。
親が鋳型にはめるということは、生まれてきた甲斐を子どもから奪うようなものです。
親がそんな人生を子どもに強いてはいけません。
一人ひとりが天から与えられた個性に目覚め、
それを十分に生かして生きていくことが大事なのです。
形にとらわれることなく、自由でのびやかで、
愛あふれる人に成長するよう、お手伝いすることが、
親が我が子にできる最高の教育なのではないでしょうか。
胎教や早期教育は捨てましょう。
オギャーと生まれた時から、その子にはその子の特性があるのです。
子どもが伸びようとする方向に、ときどき手助けしてあげるぐらいでちょうどいいのです。
あとは、最良の状態を演出して、自由に思い切り羽ばたかせてあげることです。
「捨てる生き方」より
佐藤康行著
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