子どもの体調不良、借金、職場でのトラブル、コロナによる海外渡航の頓挫
今年になって、次から次へと様々なことが浮き彫りになった。
願ったり叶ったりの仕事に就き、収入も５０代かよと思うくらいの年収をもらえるようにもなっていた。
しかし、その全てが神から取り上げられた息子
一緒に暮らしてみて、「う～ん」と納得出来ないことばかりが起き続けた。
体調が悪いのに、わざと体調を壊すようなことをし続けたり、お金がないのに「明日死んだら買いたい物を、今、買っておかないと後悔する」と言ってみたり、はたまた、「貯金が貯まらない」と暴言を吐いてみたり、そんな兄を見て、娘は怒りが止まらないようだった。
「自業自得だよね。ホント、いい加減にしてほしい。情けない」
そのたびに、自分が責められているように感じてしまう自分がいた。
家族の誰しもが息子に負の感情むき出しになっていた。
そのたびに「そういうことじゃないから」と言い続ける自分がいたのだけど、「じゃ、どういうことなんだ？」と納得いかない自分がいた。
しかし、奨学金返済通知で一気に全てが紐解けたのだ。
（つづく）
