謙虚に生きたとき、問題は起こらない
——真我は手法ではないけれど、全方面が改善するというのは不思議ですね。
感謝の心をアウトプットすることが、嫁姑問題を含めたあらゆる問題を
解決することにつながるのでしょうか?
また、どうすれば自然に感謝の心が出てくるようになりますか?
多澤:シンプルなことだと思うのですが、誰でも「ありがとうございます」と言われて
嫌がる人はいないと思います。それがご縁を持った一番身近な家族であればなおのこと。
ひとつの所から心や思いは出ますので、その謙虚な心で生きた時に
問題が起こるわけがありません。
自分がどれだけ愛をいただいていたのかを実感したら、今度は、自分がどうやって
人様にその「ご恩をお返ししようか」と考えるのは自然なことだと思います。
また感謝の心というのは、「自分の命は、自分ひとりの命ではない」
「何億というご先祖様の思いが、今、この命を流れている」と魂で受け止めた時に、
今までの自分を省みて、素直に反省し、素直に自分の命をお役にたてさせて
いただきたいと思えます。
その心がそのまま喜びにつながりますので、喜びで生きることを
ただただ継続していったら、それが「感謝の心」となるように思います。
とてもシンプルで自然なことです。
*前回(インタビュー2)はこちら
完璧と思えない、思いたくないのは自分を変えようとしないから。
今、この瞬間に目的を達成出来る。
そこから出発する。
何かをしてから幸せになるんじゃない。
幸せから出発する。
佐藤康行
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