思い出すことばかり

今日もがっつり冷え込んでおります。

 

夕方から家族で演奏会に出かけますが

雪道はいつも緊張感でがちがちになります^^

 

さて、寒くなればなるほど思い出すことがあります。

 

昨年までは、全く思いもしなかったのですが、

今年はおかしなことに

日々の出来事のひとつひとつが

母や父への思いと重なったり、

祖父や祖母の生きてきた時間と重なり

どれだけ愛を掛けて頂いたのかと胸を熱くする場面があります。

 

たとえば、玄関に子どものブーツを置いてますが

玄関もホントに冷え込んでいて、

冷たいブーツに足を入れるにはかわいそうになります。

 

そこで出かける30分ほど前からストーブの上に上げて

ちょっと暖めてあげることをするようになりました。

 

出かけるときに足を入れた娘は「あ、暖か~い♡」と喜んでくれます。

 

そういえば、自分も小さい頃、冬場は洋服を着るときに

薪ストーブの前で服を広げて

前と後ろを暖めてもらってから

小さい手をひっぱってもらって

服を着せてもらっていたことを

思い出しました。

 

また今では使い捨てカイロですが

当時はベンジンを入れるカイロを

母から持たせてもらって

ズボンのポケットに入れて

毎日学校に行ったものです。

 

朝の忙しいときに

毎日してくれる母のひとつひとつの行為

 

当たり前だと思っていたけど

全てが当たり前なんかじゃなかったことに気づきました。

 

雪を体中につけて帰ってくると

玄関でほうきを持って

全身の雪を払い落としてくれました。

 

濡れた靴下を脱がせてくれて

しもやけで赤黒くなった足の指を

「寒かったなぁ」と言って

さすってくれたものです。

 

そのひとつひとつが

母の無条件の愛でした。

 

自分の事など見返りもしない母の愛です。

 

主人も同じように姑から

無条件の愛をたくさんたくさん

与えていただいていたのでしょう。

 

今年の冬は、

ひとつひとつが

かつてないほど

感謝の思い出に変わって来ています。

 

寒い地方に、この東北に生まれることが出来て

本当にありがたいです。

 

 

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