後ろから蹴っ飛ばしたいクソババァが、大切な存在になった日 19

お姑さんの肉体的な病気、はたまた精神疾患までがみるみる回復していきました。

 

 

今日は、おばあちゃんが命がけでお嫁さんである若槻さんに教えてくれたことです。

昨日の続きです。

 

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この一連の出来事から、おばあちゃんがガンという、命をかけてまで教えてくれたこと

 

 

それは、私はもともとおばあちゃんのことが「大好きだった」ということでした。

 

 

以前は鉄のように固かったおばあちゃんの肩でした。

 

 

肩もみをしてあげると、とても柔らかくなってきていて、何よりも表情が明るく、安心しきっている様子に変わって来ました。

 

私自身の心の戦いが終わりをつげ、やっと素直になれてきた証拠だと思いました。

 

 

おばあちゃんのガンが見つかった日は、ちょうど娘の中学校の卒業式と、浜松講演会の私たち夫婦二人分のチケットが届いた日でもありました。

 

 

不登校をしてくれた娘は、翌月の4月から無事高校に通えるようになり、浜松講演会の場で学長及び浜松講演会実行委員の皆様に、おばあちゃんと、娘のお礼の報告をすることが出来ました。

 

 

(つづく)

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鉄のように固かったのは、若槻さんの心をおばあちゃんが見せてくれていたのかもしれません。

 

 

そこに気づいたからこそ、最善の方法でご自分の心を掘り続けた若槻さんは、ようやく「自分自身の心の戦いが終わりをつげ、やっと素直になれてきた証拠」と確信を持たれたのでしょう。

 

 

いよいよ、最終回に近づいて参りました。

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