いつも見ていただき、ありがとうございます(*^_^*)
我が家には、壁にいろ~んな穴が開いています(>_<)
子どもが中学のころ、暴れて開けた穴です(T_T)
ドアだったり、壁だったり、床だったり
その傷はあえて直していません。
自分自身への戒めとして^^
さて、最近、子どもさんとお話をしていると
よく聞く言葉があります。
「自分は、親の所有物じゃないんだ!」
とか
「こんなんだったら、生まれて来なければ良かった!」
とか
「勉強机の引き出しに、いつ死んでもいいように遺書を書いているんです」
とか
「死んで復讐してやろうと思っています、母親に・・・」
など、そんな言葉を聞くことが非常に多いです。
そんな時は、とにかく話しをしていただくこと
それのみで、子どもさん達は明るく変わっていきます。
親子、家族って深いな~と思う毎日です。
そこで、今日は、佐藤康行氏の言葉を掲載いたします。
自戒を込めて・・・・
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こんにちは、佐藤康行です。
私は、子どもが中学生になったら親はスイッチを切り替えるべきだと思います。
一人で生きていくことを覚えさせることがまず第一に必要です。
親というのは子どもを守ってやろうと思いがちですが、
子どもは放っておいても育つものだという発想で接するべきです。
今、起こっている『キレる子ども』だとか、親に暴力を振るったりする
小中学生が出現したりするのは、すべて親に責任があります。
親は子どものことを考えすぎて、こうなって欲しい、
ああなって欲しいと願いをもちますが、
この願いが一番良くないのです。
親が子どもにああなって欲しいというのと、
その子どもの資質とはまったく違うのです。
こうなって欲しいとか、こうなって欲しくないというのではなく、
現実の姿(資質)を見て、それを後押しして伸ばしてあげるのが本筋なのです。
こうなって欲しいというのは、親の作り上げた空想に過ぎません。
一方、子どもは親の希望に応えようとして、
「いい学校に入らなければ」と考えるようになります。
いい学校に入れる能力もないのに、世間体がどうだとか、
隣の子どもが○×大学に入ったから、あんたもあの学校を狙え、
などと言われ、それで無理に格好だけ取り繕ってしまいます。
そうなると、子どもはそこから逃げたくなるか、
引きこもりになってしまいます。
逃げて家を飛び出すのが「不良」で、
自分の殻の中に入るのが「引きこもり」です。
「引きこもり」は、日本で現在八十万人とも百万人とも
いわれるほど多くなってきています。
「不良」も「引きこもり」も、どちらも子どもたちは
現実逃避をしているのです。
その原因は親にあります。
子どもたちは、自分が何をやっていいのかわからなくなっています。
親に実力以上の期待を持たれれば持たれるほど、
窮地に追い込まれてしまっているのです。
だから厳しい現実に向かい合わないで、
そこから逃げようとします。
ところが、親は自分自身の思いをどんどん押し付けてきます。
あたかも盆栽をチョキチョキ切って、
それを『美』として鑑賞するようなものです。
「いい学校に入れ」、「いい会社に就職しろ」、
「出世しろ」、「○○に負けるな」……。
これらは、親の「子どもは自分のもの」という所有意識からくる執着心です。
「自分が生んだ子どもだから、自分のもの」という所有意識が、
執着の愛を生み出してしまうのです。
まず、こういう意識を捨てることです。
さらに子どもとベタベタした関係を捨てることが、
今こそ必要なのです。
子どもは親の持ち物ではありません。
それぞれが独立して生きれば良いのです。
この関係が確立されれば、子どもは自由になります。
そして、責任感が芽生えます。
「不良や引きこもりなんかしていて良いのだろうか?」と思い始めるのです。
しかし、親が子どもを自分の持ち物という認識でいる限り、
責任感などさらさら無く、むしろ自分が不良になったり、
引きこもりをしている責任を親に押し付けてしまっているのが現状なのです。
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